2016年3月9日水曜日

モニター入れ替え

そういえば、5年ぶりにモニタースピーカーを買い換えました。

この間まで使っていたADAM A3Xは記憶が正しければ2011年頃買ったものだったので、5年くらい使ったことになるのかな。十分に減価償却したと思います。
サウンド自体には全く不満がなかったので今回の入れ替えは気分的なものです。

新しく導入したのはeve audioのSC204です。


こんなの。
見た目でピンときた人も居ると思いますが、実はADAMの創業者が独立して新しく作った会社がeveなんです。名前もなんか縁がある感じなのはそのせいです。

で、肝心の音はというと…。
見た通りリボンツィーターなので高域のサラっとしたところまで聴こえる感じはADAMと同系列の音ですね。入れ替え直後の印象だとADAMよりも音が締まっているというかメリハリのある音だと思いました。
ウーファーのサイズは前が3インチで新しいのは4インチなんで低音はこっちのほうが出て当たり前なんですが、それを差し引いてもSC204はサイズの割に低音の聴こえやすいと感じました。漠然とですが。(こっちはバスレフだというのもありますが)

ちなみに、世間のパワードスピーカーはだいたい専用ドライブIC一発による簡易AB級アンプで動いていることが多いんですが、このアンプはD級アンプ…いわゆるデジタルアンプです。

技術的なことを言うとキリがないので省きますが、要はD級アンプというのは電力効率が物凄く良いんですね。なので、スピーカーの中にアンプと電源を収めなくてはいけないパワードは構造以上に電源の貧弱さが指摘されることが多いのですが、小さいサイズの電源でも能率よくスピーカーをドライブできるのがD級アンプのメリットです。

さきほど書いた音にメリハリやスピード感があるのもD級であることと何か関係があるように思います。自分が聴いている限りではデジタル臭さみたいのは全くなくて、他のパワードと違和感なく聴ける感じです。(DSPのフィルターとか色々他の機能もあります)

さて、モニタースピーカーも新しくなったことだし、新しい曲を書く作業に向かうとしますか…。

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